サプライズだった…
この歳になると誕生日の事まで忘れてしまうのかね…

こんなに御祝いを戴けるとは欠片も思っていなかったよ…
素敵な一日に感謝を…俺は幸せ者だな。
感謝の気持ちが僅かでも…皆に届きますように。
本当に有難う。


…そういえば、施療院は楽しい所じゃなかったぜ…
酒も煙草も外出も禁止で…飯も不味くてね。
やっと娑婆に出て来られてほっとしている…早く家でゆっくりしたいよ。

（風の通る音だけが聞こえる）
 

うむ…では気合入れて臨まねばな…
掃除のコツでもナイに伝授して貰っておくか…
口に出してもしょうがないから言わないのさ…
って笑顔が怖……いや、何でもない…
何でもありませんマノさん…！（目逸らしつつ汗だらだら）

…本当に？（探るように目を見て）
入るの入らないの言ってたじゃないか…
まあいいさ…寝てる間にでも引っぺがしてくれ…（苦笑して）
ならナイの為が俺の為…と思ってくれていいんじゃないか？
ええい動くな、鬱陶しい…（がしっと抱締め）

何するんだよ兄さー…ゴフゥ！？（盛大にやられた振り）
くく、いいぜ…せめて踊り易い曲にしてくれよな…
良い褒め言葉だ…真っ赤で辛い食べ物でよければ
喜んでお作りしよう…兄さんの為に愛を込めて（笑顔）